福井県の観光スポットの紹介

幻の天空の城
こんにちは。岡田正純です。福井県には沢山のお勧め観光スポットがありますが、中でもレア度が高くなかなか見れないものの一つに、越前大野城があります。越前大野城は天空の城と呼ばれており、様々な条件がそろった時にだけ、雲海の上に浮かぶお城を見ることができるんです。数年前くらいに一気に話題になり、テレビでも取り上げられていたため、ご存知の方も多いでしょう。越前大野城は大野氏の中心部にある標高249mの亀山の頂上にそびえる平山城で、四方を山々に囲まれ、周りは広大な大野墓地が広がっていて、お城のすぐ下は城下町が広がっている地形から、天空の城が見えるスポットとして少しずつ知名度が上がっていきました。

越前大野城の歴史
越前大野城は1576年に織田信長から2/3の土地を与えられた金森長近によって建てられたお城で、丸岡城と同じく、2層3階建ての大天守と2層階の小天守、二の丸、三の丸で構成されており、石垣は、石を立てずに横に寝かせた状態で、大きい石を奥に押し込んで積む、いわゆる野面積みという珍しい工法で作られていて、とても貴重な史跡といわれています。
1775年に焼失してしまい、1795年には天守を除いて再建されたのですが、明治維新後には取り壊されてしまいました。現在の天守は、1968年に元士族である萩原貞氏からの寄付金を元に、当時の絵図や同時期の他の城の資料などを基に推定再建されたものとなっております。そして現在の天守の中は金森氏や土井氏などの歴代城主に関する資料を展示した資料館として開放されております。※2017年3月18日に館内がリニューアルオープンして新しくなったようですね。更に最近では2017年に続日本100名城にも選ばれております。また越前大野城周辺は寒冷地で雪も多い為、12月から3月までは休館となっておりますので、ご注意を。

天空の城を観るには
普通に越前大野城に行くことは誰にでもできますが、やはり皆さんが見たいのは、天空の城となった越前大野城ではないでしょうか?それではこの天空の城になる条件について説明させていただきます。まず出現条件についてですが、時期は10月から4月末くらいまでの寒い時期が見ごろで、特に11月は最も天空の城が表れやすい時期と言われております。時間帯は明け方から早朝までで、遅くても午前9時くらいが最終となります。そのため、夜明け前に山を登るような形になります。
次に難しい気象条件についてです。まず第一に、前日の湿度が高いことが条件になりますので、天気予報で、雨の日で次の日が晴れの時を狙う必要がありますね。そして、次に前日の日中と翌日朝方の気温差が大きいこと。これは放射冷却などの影響が大きい為です。三つ目はその時の風が弱いこと。この3つの条件が最低限そろわなければ、天空の城に出会う確率はかなり低くなります。ちなみにですが、2013年9月〜2014年4月の間で天空の城が出現した回数は9回、2014年〜2015年は12回、2015年〜2016年は13回だったそうです。一年365日のうち10日ほどしかありません。この難しい条件を狙って遠方から観光に来るのは至難の業ですね。ただし、一度見たら一生忘れることのできないような幻想的な景色が、いまだに何度も足を運ぶ観光客を魅了しております。まさに幻の天空の城です。ちなみに大野市の地域おこし協力隊のFacebook で毎日の大野城の様子を発信しているため、こちらも参考にしてみると良いかもしれませんね。

天空の城撮影スポットに行くには
越前大野城の天空の城の写真を撮るには、越前大野城自体ではなく、越前大野城の西約1?にある犬山の南出丸下というところに行く必要があります。この撮影スポットに行くには、鍬掛コース、ホタルの里コース、みくら清水コースと3つのルートがありますが、いずれも登山道を徒歩で上る為、重装備で行く必要があります。特に冬場で寒いのと、気候条件にもあったように、前日が雨の日の明け方という登山にはかなりの悪条件の中暗い道を歩かなくてはいけませんから、できれば日中に一度出向いて下調べをしてから望みたいものであります。また、脅かすわけではありませんが、まれにクマやイノシシが出没しますので、十分注意してください。また、雪が積もっている場合は道に迷ったり水路に転落する恐れもあるため、危険を感じたら無理をせずに引き返す勇気も必要です。

越前大野城は景色だけではない。
天空の城を狙って毎年沢山の人が訪れますが、越前大野城は景色だけではありません。すぐ下の城下町は水路も多く、今でも歴史の面影のあるものが沢山あります。中でもお勧めなのは、金森長近が大野へ入封後、今日の都を元に碁盤の目の町づくりを行いできた寺町です。ここの景色は当時の面影が色濃く残っており、まるでタイムスリップしたかのような感覚を味わうことができます。また、水がきれいな場所は、もちろん食べ物もおいしいです。ふらっと入ったお店で食べたものが、ものすごく美味しいものだったりなど、自分だけの秘密のスポットになる可能性も高いので、天空の城を観ることができなかったとしても、せっかく訪れた際は、城下町をゆっくりと散策していっていただきたいですね。

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